1960年初頭にリヒテンシュタインで製造された手動式の携帯型計算機。当時は電卓が無く、ソロバンか、卓上型手動計算機を使用していた。この計算機は、機械式の計算機としては超小型であり、乗算と除算を得意とし、会計の世界では金利計算や原価計算などに使用された。しかし、あまりにも値段が高く(サラリーマンの初任給が8000円のころ4万円以上の価格であった)人気も今一つで、電卓の出現と共に姿を消した。
(高さ約10cm)
使い方は、側面に値数をセットし、例えばその数を23倍するのであれば、十の位で2回、一の位で3回時計廻りに頭部にあるハンドルを回転させると、上部の周囲にある表示盤に答えが表示される。